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石川 純平

工芸部 会友(奈良)

紙リサイクルアート 


コロナ禍が発生した2020年、世界規模の大惨事に心底怯える毎日のなかで自分にできることは何かと熟考し、一日も早いコロナ禍の終息と平和な日々の到来の切なる願い を込めたアート作品の製作を思い立ち、立体造形作品製作に初挑戦。


ジャンルは以前より地球環境を考え3R活動やSDGs等に関心があり、家庭で出る廃材を作品として再生させることが、コロナ禍で乱れた世界がより良い形で再生していく祈りに繋がると考え、古新聞紙を主として古紙・古ダンボール・壊れたハンガーなどを利用した廃材リサイクルアートにしました。


古新聞紙を主とするのは、コロナ禍が克明に報道されている記事を表材としても用いることで、歴史的資料として未来に残すことができると考えるからです。

造形初心者で試行錯誤の毎日ですが、コロナ禍後も次々起きる世の中の惨事を題材に終息と平和を願い製作を続けています。


石川 純平

金剛力士よ、平安に導き賜え

85×70×55

第28回 奈良支部展 佳作賞

新協展66回展出品作品をバージョンアップし第28回奈良支部展に出品しました。

主な変更点は、躍動感と迫力感のアップを目的とし、肌色やディティールを整え、金剛力士が世界を平和に導くため力強く浄化して駆け巡る姿にしたく神聖なる「浄化の炎」を新造し纏わせ、 髪留め帯・首周り天衣・ 腰巻止め黒帯等をはじめ全体的に形状へより「動き」を加え、「力強く睨みを利かす」 表情に変更し、力強さを血管を浮き上がせて表現するなど改善しました。

石川 純平

金剛力士よ、平安に導き賜え

85×70×55

第66回展

66回作品では、特に金剛力士の持つ躍動感・力強さ ・荘厳さ・肉体美を強調したく、元来の手法に加え、あえて白色の古紙で金剛力士の肌を覆う方法で表現しました。

石川 純平

孔雀明王よ 疫病退散を!

第64回展 平河工業社賞

新協美術展初参加の作品です。孔雀明王は、明王の中でも珍しく女性の性質も持ち合わせているとの説があるため、憤怒の相ではなく温かい慈愛の表情を浮かべている姿を想像し、コロナ禍が1日も早く終息し平和が訪れるよう世界中を浄化して巡っている光景をイメージして製作しました。

石川 純平

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